このレッスンで
Botpressの自律ノードにアクションを追加する
自律ノードのアクションを使うことで、Salesforceでリードを作成するなど、ボットが特定のタスクを実行できます。このレッスンでは、インテグレーションのインストール、「リード作成」アクションの設定、ユーザーデータの収集によるリード管理の自動化方法を紹介します。
Salesforceインテグレーションのインストール
- Botpress Hubにアクセス
- Botpressでボットを開き、インテグレーションに移動します。
- Botpress Hubで「Salesforce」と検索し、インテグレーションをインストールします。
- インテグレーションの認証
- インテグレーションを有効化し、案内に従ってBotpressをSalesforceアカウントと連携させます。
- 接続が完了すると、インテグレーションがStudioに表示されます。
「リード作成」アクションの追加
- アクションの挿入
- 自律ノード内でカードを追加し、Salesforceアクション一覧から「リード作成」を選択します。
- 名、姓、メールアドレス、会社名、電話番号、役職など、アクションのパラメータを設定します。
- 自律入力と手動入力の違い
- ほとんどの入力項目には自律設定を使い、会話から動的にデータを取得できるようにします。
- 固定値や特定の条件が必要な場合は、手動入力を利用します(例:空のカスタムフィールドなど)。
ボットへの指示の設定
- 営業プロセスの定義
- 「リード作成」アクションを誘導するために、ボットの指示文を更新します。例:
- ユーザーが購入希望を示した場合、丁寧に連絡先情報を尋ねます。
- Salesforceの「リード作成」アクションを使ってリードを生成します。
- 必要な入力データをすべて集め、会話の要約を簡潔に作成します。
- 「リード作成」アクションを誘導するために、ボットの指示文を更新します。例:
- 会話例
- ユーザー:「トラクターを買いたいです。」
- ボット:作業内容や農地の広さ、予算など、ユーザーのニーズを把握するための質問をします。
- ユーザーが製品(例:「Agre Force 100」)を指定したら、ボットが連絡先情報を集めてリード処理を行います。
Salesforceでリードを確認
- ユーザーデータの送信
- ボットがユーザーから氏名、メールアドレス、電話番号、追加メモなどの情報を収集します。
- 例:
- 氏名:Patrick Mirski
- メール:[email protected]
- メモ:「自動運転トラクターが好きです。」
- Salesforceで確認
- 入力されたデータでSalesforceにリードが作成されます。
- Salesforceアカウントでリードを検索し、登録内容を確認します。
アクションの拡張
- 他のアクションも同様に、インテグレーション一覧から選択し、パラメータを設定して追加できます。
- 特定のケースでは、手動入力を使って値や動作を指定することも可能です。
概要
このレッスンでは、Botpressの自律ノードにSalesforceを統合し、「リード作成」アクションを設定して、リード情報を自動で取得・処理する方法を解説します。
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